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2016-03-13

ボードゲームカフェは「ボードゲームの図書館」になる?

ボードゲームカフェは「ボードゲームの図書館」になるかもしれない。
そう考えるようになったのは下記の3点。

  • 昔に比べて「手に入るボードゲーム」の数が増えた
  • 金銭面や置き場の面でボードゲームを買いきれないケースがある
  • たくさんボードゲームを買っても1回しか遊ばないケースも多い

そして、これら3つの問題を解決できるのが
「ボードゲームカフェの図書館化」だと感じています。

ただ、この図書館化の条件を満たすには、
「大量のボドゲをストックできるスペース」と「新しいゲームを仕入れる余裕」
がないと厳しいところ。

すなわち「あそこに行けば買う必要がないぞ」と言えるくらいの
ラインナップが必要なわけです。

ある程度財力があるところならできると思いますが、
それをやるメリットがあるかどうかは、現時点では悩みどころ。
(収益的な意味で)

今回は、その流れが作り出されたと仮定してお話しします。

ボードゲームカフェの図書館化とは何か?

図書館(素材元:いらすとや様)

ボードゲームカフェの図書館化とは、
「ボードゲームを買うのではなく、カフェで遊んだり借りたりして済ませる仕組み」
のことです。

やりたいゲームをカフェで遊べれば、買う必要はないし、
借りて済ませられれば、これまた買う必要がない。
デザイナーとしては困るが、遊びたいゲームがたくさんある人には朗報と言えます。

そして、ボードゲームカフェには
「遊んで満たされる」と「借りて満たされる」の
2つを満たす力があると考えています。

(ボードゲームを借りられるボードゲームカフェの存在は知りませんが……)

次は、「遊んで満たされる」と「借りて満たされる」について詳しく書きます。

 

遊んで満たされるとは?

遊んでる図(素材元:いらすとや様)

  • 買えないけど遊びたい
  • とりあえず1回遊んでから買うか考えたい

と言う欲求は、誰にでもあるはずです。
では、この欲求を満たすにはどうしたらいいか、
それは、「どっかで遊ぶ」ことで解決できます。

その「どっかで遊ぶ」を満たせるのが
ボードゲームカフェだなあと感じています。

例えばゲーム会をするにしても、
大量のゲームが備えられているボードゲームカフェを使えば、
ゲームを持ってくる手間を省けるから、非常にやりやすいですよね。

また、ゲーム会だとやりたいゲームができない人でも
内輪のクローズ会を立てるにあたって、ボードゲームカフェは便利でしょう。

例えば、ボードゲームカフェにあるゲームを幾つか眺めて、
メンバー内でやりたいものを見つけて、お互いに提案する。
その提案するにあたっての「材料となるボードゲーム」を探しやすいのが
ボードゲームカフェ。

仮に大量にボードゲームを備えているカフェがあれば、
手持ちから選ぶよりも、その中から色々と探す楽しみが見つかると思います。
(もちろん、遊びたいと思って買った手持ちを遊ぶのもアリ)

 

借りて満たされるとは?

レンタルショップ(素材元:いらすとや様)

  • 自宅でゲーム会したいけど遊びたいゲームを用意できない
  • カフェ以外で集まりがあるから、あのゲームをたくさん用意したい

などの欲求が借りたい欲求とします。

たくさん借りたいのはともかく、自宅で用意したいなら買って欲しい。
そう思うデザイナーもいると思いますが、
この辺りは、一昔前のレンタルショップでCDを借りる感覚だと思えば
わかりやすいかもしれません。
(それだってアーティストからすれば「買えよ!」と思うかもしれませんが)

そこで、上記の欲求を満たすにあたって
ボードゲームカフェが役割を担うのもありなんじゃないかなと思っています。

なぜかというと、一般の人(お客様など)よりも、
ボードゲームそのものをたくさん持てる立場にあるから。

そして、ビジネス的に考えれば、
貸すことによって「暇な状態になってる」ゲームも利益として還元できます。
(この辺りは、貸してるゲームは店内で用意できない現象に発展しますが)

ただ、レンタルサービスをやるなら、
貸すたびにデザイナー側に対してマージンを払うのが有情だと思います。
(比較的連絡の取りやすい同人のデザイナーとかは特に)

日本の多くのデザイナーは「個人なり小規模なグループ」ですから、
製造代が捻出できなくなったら、そのまま作れなくなるケースも考えられます。
ある程度は共存関係にあるべきではないでしょうか。

 

おわりに

ボードゲームカフェがボードゲーム図書館化するというのは、
「そこで遊んで済まされてしまう」デザイナー側にとってはピンチかもしれません。

ただ、冒頭で言ったような悩みがあるなら、
「念のため調べてから買いたい(遊んでから買いたい)」
「できる限り安く済ませたい」
と言う悩みを解決する方向に進むのは、当然だと思います。
残念ながら、その流れを拒むのは難しいのではないでしょうか。

しかし、ボードゲームカフェのボードゲーム図書館化は、
面白いゲームにとっては朗報になる可能性があります。
なぜなら、カフェを通じて面白いという評判が広がっていく可能性があるから。

カフェで遊ぶにはカフェに行かなければならない。
カフェで借りるとしても借りられるかは状況次第。

そう考えれば、面白いゲームなら買ってしまいたいし、所有欲を満たしたくなる。
そこまで購買意欲をくすぐる商品なら、売れるのではないでしょうか。
(というより売れてほしい。面白いゲームが評判になることはいいことです)

そもそも、こう言った「巨大なボードゲームカフェができるか」もありますが。

 

アイキャッチ画像:足成様
ブログ内の素材:いらすとや様

 


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